ランゲルハンス島の海

2016.05 石橋 The 2nd Dive

　　　　　　　　　　可愛さは隠れられません


Site　石橋
Maximum Depth 　15.5m
Water Temperature　17℃
Entry　10：44
Exit　11：34
Dive Time　50min.
2本目は春限定のダンゴウオ探し。
赤い海藻「エツキイワノカワ」を徹底捜索します。
そしてちょこんと乗ったダンゴウオを発見。擬態していても可愛さは隠せていません。
満足する写真が撮れたら次を探して2個体目も激写。
じっくり探したたっぷり50分のダイビングでした。

もう一匹

キンチャクガニ

No.556
【和名】　キンチャクガニ
【学名】　Lybia tessellata
【英名】　Pom-pom crab / Cheerleader crab / Boxer crab
【分類】　動物界 節足動物門 軟甲綱 十脚目 オウギガニ科
【甲幅】　1.5cm
【撮影地】　八丈島　水深10m
【特徴】
甲は台形で厚みがあり、額は2歯に分かれる。甲には暗色で縁どられた赤褐色と淡褐色斑紋が入る。鋏脚および歩脚には白点が散在し、細い暗色横帯が入る。
【生態】
伊豆大島以南の西部太平洋・インド洋に分布。サンゴ礁域・岩礁域周辺の水深20m以浅の転石帯やガレ場の石の下に生息する。鋏脚にイソギンチャクをはさみ、採餌や外敵きに対する威嚇に使う。
【ひとこと】
かわいらしい容姿に加え、ポンポンを振って応援するような威嚇の様子からダイバーのアイドル的な存在。
英名もイソギンチャクをポンポンやグローブに例えたネーミング。
このイソギンチャクは、餌を集めるためが主な用途。イソギンチャクに付着した有機物を食べ、鋏脚を使って餌を取ることはしません。
手に持っているイソギンチャクは「カニハサミイソギンチャク」とされていましたが、主にカサネイソギンチャクであり、キンチャクガニが挟むとあの白く小さいポンポン状のイソギンチャクになるという研究結果が発表されており、逆にキンチャクガニが持っているイソギンチャクを単独飼育したところ褐色のカサネイソギンチャクになったそうです。

別ポーズ


動画

2016.05 石橋 The 1st Dive

　　　　　　　　　　穴があったら入りたい


Site　石橋
Maximum Depth 　17.4m
Water Temperature　17℃
Entry　09：38
Exit　10：19
Dive Time　41min.
ゴロタのビーチポイント。
磯ってかんじの生き物をいろいろ観察できます。
メダマイカリムシが規制されているマツバスズメダイなども見られて満足。

2015.09 石垣 The 2nd Day

　　　　　　　　　　よいこはマネしないでください


台風の接近に伴いダイビングは中止。
なので陸でヤシガニ探し。
油断したすきに服を掴まれて体に上られてしまいました。
刺激せずに降りるのを待って事なきをえましたが、一歩間違えればお尻の肉がもっていかれるところでした。

なかなかの大きさ

カラーバリエーション

レモンザメ

No.0555
【和名】　レモンザメ
【学名】　Negaprion acutidens
【英名】　Sicklefin Lemon Shark / Sharptooth Lemon Shark
【分類】　動物界 脊索動物門 軟骨魚綱 メジロザメ目 メジロザメ科
【体長】　270cm
【撮影地】　モーレア島　水深15m
【特徴】
体は紡錘形でずんぐりと太い。頭部は幅広く縦扁する。背鰭は鎌型で第二背鰭が発達し第一背鰭とほぼ同じ大きさになる。体色は灰色～淡黄褐色で、腹部は白い。最大で3.8mになる。
【生態】
八重山諸島以南の中西部太平洋・インド洋に分布。沿岸の潮間帯～90m以浅に生息し、海底近くを泳ぎ、海底に横たわっていることもある。行動範囲は狭く多くは2km以内。胎生で一度に6～12尾を出産する。肉食で主に魚類を捕食する。
【ひとこと】
体がレモン色なのは、主な行動域の砂地におけるカモフラージュ。近縁のニシレモンザメと似ていますが、背鰭が鎌状なので区別できるのと、そもそも生息域が違います。噴水口はありませんが、じっとしていても鰓に水を送れる泳ぎ続けなくても死なないサメ。臆病でおとなしいサメですが、危害をくわえられると素早く反撃するので、刺激しないようにそっと観察しましょう。タヒチのモーレア島では個体識別され、日々観察し調査されています。八重山での地方名は「マーブカー」。

動画

全身





正面

個体識別